住宅申請サポート

認定低炭素住宅

 低炭素住宅とは、二酸化炭素の排出の抑制を支援する建築物で、所管行政庁(都道府県、市又は区)が認定を行うものです。認定低炭素住宅の場合は、改正省エネ基準よりも、一次エネルギー消費量をさらに10%削減しなければなりません。

 低炭素住宅のメリットは、日々の暮らしにおいて使用エネルギーが少なくて済むため、月々の光熱費も一般的な住宅に比べて安くなる事です。ランニングコストの低さは、生涯の恩恵として皆様に還元されます。一般住宅より多少建築コストがかかりますが、光熱費ダウンや税制優遇などにより、十分回収できる金額といえます。

※下記から二項目以上の採用が必要
①節水に役立つ設備
②雨水か井戸水を利用する設備
③HEMSかBEMS
④太陽光発電等
⑤ヒートアイランド対策
⑥劣化等級3
⑦木造住宅
⑧高炉セメント等

長期優良住宅

 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」(2009年( 平成二十一年)6月4日施行)は、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって、国民のにかかる負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。それら認定基準に適合する住宅の建築計画及び維持保全計画を所管行政庁に申請し、当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。

(ホームズ君 よくわかる木構造 参照)

※長期優良住宅に必要な条件
①耐震性
②耐久性能(劣化対策)
③メンテナンスの容易な家
④住戸面積
⑤省エネルギー性
⑥居住環境
⑦維持保全

ZEH(ゼロエネルギーハウス)

 L&AデザインではZEHの仕様を推奨しています。ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House( ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。住まいの断熱性能・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギー消費量( 空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「0」にする住宅を目指します。これまでの省エネに加え「創エネルギー」を導入し、自宅で消費するエネルギー量より、自宅で創るエネルギー量が多い=ZEH ゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の暮らしに注目が集まっています。

 政府は2020年までに標準的な新築住宅での実現を推進しています。新しく家を建てる多くの方が Z EH(ゼッチ)の仕様を導入しやすいように、国は補助金を出し、普及を促進しています。これからの住まいのスタンダードをおトクに叶えられるチャンスです。

フラット35

 フラット35とは、住宅金融支援機構と提携した民間の金融機関で利用できる、長期固定金利の住宅ローンのことです。利用者のメリットとしては、

①最長35年間の固定金利
②低金利
③保証料が不要
④繰上げ返済手数料が不要
⑤保証人不要
⑥検査に合格した良質な住宅が購入できる

等があります。

 ただし、フラット35は住宅の質を維持する水準に適合した証明(認定低炭素住宅/長期優良住宅/ZEH)を受けないと融資されない等の制約があります。また、フラット35の申請手続きには建築会社との連携が必要です。

 高い性能の家を建てるため建築総額は増しますが、金利の低下や高い住宅性能による光熱費削減効果によって、実際の負担額は減少します。 結果として、負担を減らしながら、高性能で快適な家に住むことができます。

BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)

 BELS という言葉は「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System 」の略称で「ベルス」と読みます。これは、新築・既存の別を問わず、全ての建築物を対象とした省エネルギー性能等に関する評価・表示を行うという制度です。この制度は「建築物省エネ法第七条に基づく建築物省エネルギー性能表示制度のための第三者機関による評価業務実施指針」に基づいています。BELS においては、ガイドラインに基づく第三者認証マークの一つとして住宅を適用範囲に含む等の改正を行い、新たにスタートすることとなりました。

※建築物省エネ法第7条
建築物の販売・賃貸を行う事業者は、その販売又は賃貸を行う建築物について、省エネ性能を表示するよう努めなければならない。
2016 年 4 月から、不動産事業者等は、新築・既存を問わず販売または賃貸を行う住宅・建築物は、省エネ性能を表示するよう努めることが求められています。

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